『理屈コネ太郎』が考える客でいる事の最大のメリットは、「気に入らない店には通わない」ことだ。それが、客が行使しても問題のない唯一かつ最大の武器である。クレームを入れたり、ゴネたりすることではない。
Contents
1. 自分に合った店を選ぶ
自分の価値観と経済力に見合った店に行こう。無理して高額な店に行っても、居心地が悪いだけだ。
店のサービスが自分の価値観と合わなければ、高額な店でも満足できるとは限らない。逆に、価格が魅力に見合わないと感じたら、二度と行かなければよい。店に文句を言う必要はない。
価格が魅力より安いと思ったら、何度も通って売上に貢献しよう。
2. 店や他の客に配慮する
- 混んでいない時間に行く:店の負担を減らし、ゆっくり過ごせる。
- 混雑時は席を譲るか、早めに退出する:他の客のためにも、スムーズな利用を心がけよう。
- 手のかからない客になる:さっと来て、さっとサービスを受け、支払いもスムーズに。
3. 店の空間を尊重する
店は店主の応接室かダイニングルームのようなもの。客はそこを有料で使わせてもらっているにすぎない。長居するなら、それに見合う注文をしよう。注文しないなら、そこにいる権利はない。
スタッフには丁寧語を使うのが礼儀だ。また、精算時に「お愛想」と言うのは、店側に笑われるだけなので避けよう。
4. 支払いについて考える
クレジットカードの利用には店側が負担する手数料があることを知っておこう。また、掛け払いをする場合は、客として借金しているのと同じだと理解しよう。基本的に、精算はその場で済ませるのがベストだ。
5. 閉店間際の入店は配慮を
閉店間際の入店は店にとって負担になりがち。スタッフも疲れているし、早く帰りたいのが本音だ。だからこそ、「こんな遅い時間にすみません。入れてもらえますか?」という気持ちで利用しよう。
6. 気に入らない店には静かに立ち去る
何度も言うが、気に入らない店には通わないのが最善の策だ。静かに立ち去り、しばらく行かなければよい。時間が経てば店側が改善しているかもしれないし、再び行く選択肢も生まれる。
もし店が同じやり方で繁盛しているなら、それは前回の自分の行動に問題があったのかもしれない。その可能性を模索しないと、いつまでも成長できない。
「お客様は神様だ!なぜ客がそこまで気を遣う必要があるんだ?」と思う方は、**『客の心得|嫌われたら損』**を読んでみてほしい。
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